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図書館の魔女第一巻 高田大介

海峡を挟んだ東大陸と西大陸。東大陸の海峡を臨む西の端に一ノ谷という国がございます。数十年続く海峡一帯の平穏を、この一ノ谷を無視して語ることはできません。そしてこの国を影より支えてきたのが、王城の脇にひっそりと立つ「高い塔」でした。

「高い塔」は図書館であります。その所蔵量は膨大です。そして最近主人が交代しまして、祖父から孫娘の少女へ引き継がれました。彼女の名前はマツリカ。若いと言って馬鹿にすることなかれ。彼女の知識は半端ない量で、彼女に会いたがるお偉いさんは引きも切らないのでございます。(美人だからとか、可愛いからとかいう理由ではありませんよ、念のため)

マツリカは耳は聞こえますが声を出すことができません。でも、話すことができない、ではないのです。手話や指文字を使って語ります。彼女の本や図書館、言葉についての考察がとても面白く、グイグイっと引き込まれます。マツリカにはハルカゼとキリンという有能な部下がおりまして手話を訳してくれるのでご安心を。

そんなマツリカのもとへ、山間にある鍛冶が盛んな村からキリヒトという少年が働きに来ます。彼は「先生」と呼ばれるお方に育てられたのですが、手話はできるが読み書きができません。なぜこのような教育方針になったのかはわかりませんが、図書館で働くには致命的…。

ところがどっこい、彼には類まれなる身体能力と鋭い感覚が!傍から見たら千里眼か、後ろに第三の目を持っているのかと思えてしまうほど。そしてキリヒトはマツリカにとって得難い存在となっていくのです。

と、1巻目は小冒険のみで大した波乱もなく終了。ただ、きな臭〜い感じがプンプンするので2巻目以降が非常に気になります。気になるといえば、名前も出てこないキリヒトの「先生」の存在。キリヒトよりも身体能力が高く、お偉いさんともつながりを持つこの御仁。いったい何者?



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拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)

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