fc2ブログ

記事一覧

ムゲンのi 知念実希人

眠り続ける難病「イレス」。原因不明で症例数も少ないにも関わらず、神研病院に同時期に4人ものイレス患者が運び込まれます。

このうち3人の担当医となった神経内科医の愛衣は、沖縄のユタ(霊媒師)であった祖母の助言に従いマブイグミ(魂込め)を行います。

イレスの患者は辛いことを経験し心が弱り、マブイ(魂)をサーダカンマリ(霊感の強い人)により抜き取られてしまったというのですね。

愛衣はまず、事故で片目の視力を失ったパイロット志望の飛鳥の夢の中に入り込みます。すると耳と尾が兎の形をした猫が!自分は愛衣のククル(マブイに寄り添うもの)だと言い、2人は飛鳥のククルを見つけるべく冒険を開始するのでありました。

冤罪であろう被告人の弁護を主に請け負う佃、ピアニストになるべく猛練習していながら、病による耳鳴りとストレスでピアノを弾くことが出来なくなった環と夢を渡っていくうちに、愛衣は幼少期に巻き込まれ大事な人を失うことになった事件と向き合っていきます。

そしてとてつもなく残酷な事実を突きつけられるとともに、とてもとても大切なことに気づきます。それこそがちょっと不思議なこのタイトル!いやはや最後は泣いちゃいました。

読んでいくと微妙な違和感を所々で感じたのですが、最後のほうで「それでかっ!」と声を上げて納得。見方が変われば世界が変わりますね。



ムゲンのi(上) (双葉文庫)



ムゲンのi(下) (双葉文庫)


にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村





人気ブログランキングへ

関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

コザクライン娘

Author:コザクライン娘
しがない本好きでございます。
拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)

カテゴリ