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金曜日の本屋さん 名取佐和子

乗降客のほとんどがが近所のマンモス高校の学生という鄙びた駅に金曜堂はあります。

この本屋さん、謎が多いです。

店のオーナーだという和久。カラフルなスーツに金髪角刈りとどう見てもその手の人。いつも併設された喫茶店で文庫本を読んでいます。

喫茶店のカウンターに立っている栖川。和風なイケメンでありながら印象的な青い瞳を持っています。書店員であるはずなのに見とれてしまうほど洗練された動き。料理の腕前もピカイチです。

店長の槇乃。一見普通の人のようでいてこの人が一番謎のような気がします。いつも明るい槇乃が時折見せる憂い顔の原因はいったい何なのでしょうか?

謎といえば、金曜堂にはまことしやかに囁かれている噂があります。「読みたい本が見つかる本屋」なのだそうです。そんなに大きな店でもないのに何故なのか?その謎の答えは地下にあり、です。

作中にはたくさんの本が登場しますが、メインは4冊。庄司薫『白鳥の歌なんか聞えない』、レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』、ミヒャエル・エンデ『モモ』、梨木果歩『家守奇譚』です。

金曜堂を訪れた悩めるお客さんたちを導く本たち。どれも心温まるお話でした。



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拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)

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