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海の見える理髪店 荻原浩

直木賞受賞作です。

理髪店の老店主が語る過去は、戦争、開業、事業の拡大、結婚、離婚、部下の裏切り、刑務所生活と波乱万丈。そして物語の最後に起こる彼にとってこの上ない嬉しいこととは?「海の見える理髪店」
杏子は幼い頃から画家である母に厳しい教育を受けたものの期待には応えられず母とは決別していた。弟に言われて久しぶりに母親に会いに行くが、2人の仲に変化はあるのか「いつか来た道」
家出して実家に帰ってきた祥子。夫からメールが送られて来るが言葉遣いが何やら古めかしい「遠くから来た手紙」
家出して来た少女茜は神社の境内で痩せた少年フォレストと出会う。2人は海を目指して行くが、夕方になるとフォレストの様子がおかしくなる「空は今日もスカイ」
父親の形見の動かない腕時計。古い時計屋に持っていくが、そこの老店主と話すうちに父親の思い出が蘇ってくる「時のない時計」
中学生の娘を亡くした夫婦の元に振袖のカタログが届く。それをきっかけに娘の代わりに成人式への出席を企み、2人で若作りを始める「成人式」

家族小説集とありますが、ほのぼのというのではなくヘビーな親子関係が多いです。特に「空は今日もスカイ」の茜とフォレスト(茜が勝手に付けたあだ名)の今後が心配で心配で。

ただ、自分が1番キツかったのは「いつか来た道」娘には自分の理想を押し付け束縛し、息子には優しいという書いているだけで腹が立つお母さん。これをDQNというのか…。

家を出て縁を切っていたはずなのに、母親の好きそうな服を無意識に着ていて束縛から全然解放されていないのです。結局、弟に母親の世話を押し付けられただけでは?と思ってしまうのは私だけでしょうか。






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Author:コザクライン娘
しがない本好きでございます。
拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)

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