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希望荘 宮部みゆき

杉村三郎シリーズ第4弾。ついに杉村氏が探偵事務所を開きます!

死んだはずの女性を見かけたと相談を受けた三郎。調べ始めると複雑な母娘関係が浮かび上がる「聖域」
施設で暮らしていた亡父が生前殺人を仄めかしていたという。彼の言葉から過去の殺人事件を調べるのだが、実はその施設の近くでも最近殺人事件が起きていた「希望荘」
離婚後地元に戻った三郎は市場で働くことに。不倫相手と失踪した蕎麦屋の主人の調査を手伝うことになった三郎は、彼の驚くべき過去にたどり着く「砂男」
東日本大震災後、行方不明になった母親の恋人の捜索を依頼してきた女子高校生。しばらくすると高校生カップルがある男から脅されたと相談に。失望が悲劇を生んでしまった「二重身」

人を殺すという行為の前には、通常果ての見えない高い高い壁があると思います。それがふとした瞬間ひょいと越えられるくらいなってしまうのですかね。

「こういうことをやらかすときは、憑き物に憑かれてるんだ。本人もどうしようもないんだよ」という言葉が心に残りました。

中には守るもののために高い壁を必死で超えていく人も、ずっと憑き物に憑かれている人もいるでしょうけど、本人もどうしようもないとは何とも不安になります。自分もまた加害者になる可能性は0ではないということですから。

さて、杉村氏は「砂男」で蛎殻氏と知り合います。彼は若くして探偵事務所の所長で、実家はお金持ち、足に障害がありますがスポーツ万能、さらにイケメンという御方です。

彼との出会いなければ杉村氏はこんなに早く探偵事務所を開くことはできなかったでしょう。

さらに安く物件を貸してくれ面倒見のいい竹中家の人たち、前職の頃から知り合いでいろいろ助けてくれる喫茶店のマスターなどなど、杉村氏は人とのご縁に恵まれて羨ましい限りです。

ただ事件ともご縁があるのは大変ですね。






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しがない本好きでございます。
拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)

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