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まことの華姫 畠山恵

両国で大人気の姫様人形のお華と人形使いの月草が謎解きをするお話です。

お華は元人形師の月草が作った人形。

昔真実を語るという井戸がございました。月草が大事な人の形見の簪を思いあまってこの井戸に投げ入れてしまうのですが、それを悔やみ井戸をさらってみると簪の代わりに見つかったのが2つの白い玉。この玉がお華の目にはめ込まれているのです。

そのことからお華は真のことを語ると噂され、月草のところに相談に訪れる人が後を絶たないのでございます。

両国の小屋を取り仕切る山越親分の娘お夏が、姉の死の真相をお華たちと探る「まことの華姫」
昔川に流され行方知れずとなった我が子をを知り合いの親分が探そうとしたところ、なんと名乗りあげた子が10人も!この中に実の子はいるのか?「十人いた」
山越親分の客が月草の小屋にやって来ます。家出した義兄に会えるか教えて欲しいという彼のために、親分が手下を使って探したところ同じ名の者が3人も見つかる「西国からの客」
自分の娘がお大名の側室になるとお華に言われたと言いふらされた月草が、真を売ったと誤解され窮地に立たされる「夢買い」
元許嫁が夫を殺したと疑われていると聞いた月草。彼女を救うために、遠く離れた地で自分も巻き込まれた過去の火付けの犯人を暴き出す「昔から来た死」

妖は一切出てきませんでした。

その代わりと言ったらなんですが、殺人、火付、謀など人間の醜い部分のオンパレード。生きてる人間が1番怖いとよく言いますが、まさしくといった感じです。

可愛らしいお華とお夏、ちょっと頼りない月草のトリオが織り成す珍道中。楽しいひと時が過ごせますよ。





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拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)

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