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浮雲心霊奇譚 菩薩の理 神永学

シリーズ第3弾。

「心霊探偵八雲」シリーズの八雲のご先祖さまと思われる、浮雲のお話。八雲は片眼ですが、浮雲は両眼が赤く、人前に出る時は眼の書かれた赤い布で両眼を覆っております。

女好きというところは違いますが、守銭奴なところは八雲と似てますかね。もちろん幽霊を見ることができまして、怪しい事件を解決へと導きます。

晴香のポジションが呉服屋の息子で絵描きを目指す八十八。まあ浮雲と八十八が恋に落ちることはないでしょうが…、子孫がいるってことは誰かと子供をもうけることになるわけですから。

あ、でもこれだけ女好きってことはすでに子供がいるかもしれないじゃないか!?…妄想してると際限がないのでこのあたりにしておきます。

ご近所の呉服問屋の娘さんが亡くなり、彼女の幽霊が現れます。彼女の墓を掘り返してみると死体が消えていた「死体の理」
とある村のいわくありの地蔵の前で発見された首無し死体。その死体を検分していた千人同心が霊に取り憑かれてしまう「地蔵の理」
赤ん坊の幽霊に悩まされる男を救うため、彼の家に泊まることになった八十八。大勢の赤ん坊の霊とそれを仕掛けた陰陽師と対峙することになる「菩薩の理」

以上3編です。

こちら幕末のお話なのですが、これまでに薬売りのくせに何故か滅法強い謎なイケメンお兄さんが登場しております。

そして今回は、穏和な笑みを浮かべながらもなんとも言えぬ存在感を持つガタイのいいお兄さんと、なかなか言うことのきかない強い人と戦うのが大好きな剣術少年が出てまいります。

ここまで来ると次誰が出てくるのかすごく楽しみになってきます。

ところで気になることが1点。八十八が件の少年と出会ったとき、剣術が強いと言われていた浮雲と勘違いして八十八を打ちのめしてしまうのですが、剣術の達人である少年が剣術の素人と玄人を間違えるでありましょうか?

早とちりして打ち込んだとしても、反応で気づいたりしないのだろうか。寸止めもお手のものだろうし…、と気になってしょうがないのです。

というか、彼ならばたとえ幼少時であろうと気づいていて欲しいというファン心であります。







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拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)