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ラプラスの魔女 東野圭吾

離れた場所にある2つの温泉地で起きた硫化水素による中毒死。泰鵬大学の青江が呼ばれ調査をすることに。事故にしては不可解な点が多いものの、人為的には不可能であると結論づけます。

しかし、2つの事件現場にてある人物を探す羽原円華という女性と遭遇したことで、青江は2人の被害者の共通点を探り始めるのでありました。

青江先生ですが、映画でのイメージで某大学の物理学教授くらいの人かと思っていたら、もう少し上みたいですね。何しろ年頃の息子さんがいらっしゃる。

遺体の身元は一人目がプロデューサー、二人目が売れない俳優。2人をつなぐのが映画監督の甘粕才生でございます。甘粕のブログにたどり着いた青江は、甘粕の家族に起きた事件を知ることとなります。

さらに円華が時折見せる事象を予知したかのような言動に興味を惹かれ、青江はこの事件に深く係わっていくのでありました。

後半、とある人物の豹変ぶりがあまりにも激しく、衝撃的でございました。しかもその非常さが脳の遺伝子のせいで生み出されているというのですよ!

さらに愛情も脳にプログラミングされている機能で、これがおかしくなっていると、こうひよこを見たら普通「可愛いな」とか「守らねば!」思うところが、「美味しそう」などと思ってしまうのだそうです。

オスライオンは他のオスの子は殺してしまうといいますが、これは自分の遺伝子を残すために脳にプログラミングされた行動ということに…。

脳が見せたい世界を私たちは見せられているというようなことを、どこかで読んだような気がしますし、脳って不思議で神秘的で、なんとも恐ろしい存在だと思います。そしてそのプログラミングは何によってなされたのか、と考えてしまうと…、いやもう怖いのでここいらで止めときます。





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拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)

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