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祇園白川小堀商店レシピ買います 柏井壽

無くしてはいけないと思われるレシピを守るため、善さまこと某百貨店の会長であった小堀善次郎率いる「小堀商店」がそのレシピを買い取り、ついでにレシピの持ち主の困りごとも解決しちゃうお話です。

老舗料亭を意見の不一致から辞めた料理長が、昔御所で披露した「鱧の源平焼」
若手寿司職人が東と西の寿司の良いところを融合させた「小袖くずし」
甥に騙され窮地に陥った焼肉屋の主人の父親が考案した「焼き肉のすすぎタレ」
田舎の旅館でだされた松茸フルコースの中の一品「松茸の土瓶蒸し」
跡継ぎのいない洋食屋の主人のオムライスと、彼が母親思いの女の子のために考案した「オムライス」
まとまった金が必要になり屋台をたたむ決意をしたおでん屋主人の、工夫がこらされた「ひと口おでん」

以上6編でございます。

祇園の芸妓ふく梅、善さまがオーナーの和食屋を任されている順、京都市の市民のお悩み相談室の副室長木原の3名が善さまのもとで働いています。

3人が料理を探し出し、善さまに食べてもらいレシピを買い取るか、値段をいくらにするか決めるというシステムです。レシピを売ってしまうと2度とその料理は作れなくなります。売却にはある程度覚悟が必要なんです。

それにしても、どれも美味しそうなお料理ばかりでございました。順が店で作る料理もまた魅力的でして、読んでいる間、お腹がすくこと間違いなし。空腹のときは苦行となります。お気をつけを。








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しがない本好きでございます。
拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)

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