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七夕の雨闇ー毒草師ー 高田崇史

京都の竹河流能宗家、竹河幸庵が突然死亡。死の直前に残した言葉から毒殺が疑われますが、警察では毒を特定できず。

そうこうしているうちに幸庵の息子も殺され、親戚筋の星祭家にも死人が出て、事件は混迷を深めていきます。

そこで毒草師、御名形史紋の登場です。隣人の医療系出版社に勤める西田、彼の後輩で星祭家に友人がいる響子、そして御名形の助手の百合の4人で京都へと向かいます。

そして、空気のよめない御名形は、担当刑事たち(以前QEDシリーズに登場したコンビ)と星祭家の方々の前で「七夕」について滔々と語り出すのであります。怒る刑事たちに本質をつかれ内心焦る関係者たち、といういつもの展開。

でも、高田さんのファンにとっては「待ってました!」と喝采を上げる展開なのであります。私もご多分にもれず喝采を上げた1人です。

七夕とは彦星と織姫の一年に一回のデートの日。笹を飾って短冊にお願い事を書いて吊るす、というのがまあ一般的なイメージではないかと思います。

ですが、7月7日に一滴でも雨が降ると川を渡れないと言われているのです。一雨ではないのです。一滴です。

天の河の治水はどうなってんだあっ!と叫びだしたくもなります。天の河ってのはそんなにすぐ氾濫する川なのでしょうか?怖い怖い。

ですから夜にたとえ晴れていても昼間に降ったらアウトなわけです。なんとも酷い。ただ雨が降っても会えますよ、というところもあるようですが。

会わせたくないという意志が働いていることは間違いなく、そんなに会わせたくない織姫と彦星の正体とはいったい何者?というのが主題となります。

ところで今回、結構人が死にます。金神が関わってくるからでしょうか。こちらの神様は方位神でありまして、間違ってその方角に行ってしまうと家族7人が命を奪われるという、それはそれは恐ろしい神様でいらっしゃいます。だとしても、もう少し何とかなりますまいか…。





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Author:コザクライン娘
しがない本好きでございます。
拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)