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遺跡発掘師は笑わない 悪路王の左手 桑原水菜

シリーズ第5弾。

そしてシリーズ初、第4弾と合わせての前後編。

こちらのシリーズは、鬼の手を持つ天才的な発掘師西原無量が、彼の発掘した遺物に絡む事件に巻き込まれる、というお話です。

彼の祖父は有名な考古学者ですが、捏造事件を起こし学会を追放。父親は歴史学者で史料至上主義。優秀ではありますがかなりのくせ者。無量は幼少時かなり苦労してます。ちなみに鬼の手と呼ばれる無量の右手を焼いたのは祖父です。

無量にはいつも一緒に事件に巻き込まれる仲間がいます。

まずは幼馴染の忍。ものすごいイケメンです(*^_^*)彼は子供の頃に考古学に関係する事件で家族を失っています。無量のことになると危ない橋を平気で渡ってしまいます(笑)

もう一人は無量が所属する派遣事務所で働く萌絵です。萌絵はイケメンにホント弱くて危なっかしいのですが、実はかなりの武闘派。襲ってくる敵をバッタバッタと倒しますΣ(゚∀゚ノ)ノキャー

そして今回の舞台は震災の爪痕が残る陸前高田。無量は復興発掘に派遣されます。そこで3本指の右手を発掘するのです!( •̀ㅁ•́;)

もちろんここでも事件に巻き込まれます!過去に起きた2件の謎の不審死の真相、右手の持主の正体、そして蝦夷のかの英雄もからんできて、最後にはなんとも壮大な仮説が打ち立てられるのです。

復興発掘も重要要素です。復興工事→遺跡が見つかる→発掘→工事が遅れる、ということになり無量は発掘なんかしていていいのかと悩むわけです。

でも発掘しなければ貴重な遺物が永久に失われます。その土地の歴史を失うということです。学術的な損失もありますが、歴史はそこに住む人々のつながりを密にし、ささえにもなると思うのです。

著者の方は史学科出身。そのため、このシリーズはキャラノベのていですが、歴史読み物としても大変面白いです。(≧▽≦)





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