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トッカンthe3rd おばけなんてないさ 高殿円

東京国税局京橋中央税務署の徴収官、鈴宮深樹ことぐー子の奮闘を描いたお話です。

特別徴収官である鏡の補佐をしておりますが、彼は滞納者にも部下にも容赦の無いお方。しかも、お顔は怒れるハスキー犬。ぐー子はいつも鏡にどやされ、「ぐっ…」と言葉を詰まらせておりました。(「動物のお医者さん」を愛読していた私にとって、ハスキー犬の顔は怖いというより可愛いイメージなのですが…)

ぐー子もトッカン付きになっておよそ2年。お友達に騙されたり、同僚に陥れられたりとまあいろいろありましたが、鏡の支持がなくても動けるほどに成長いたしました。

つい最近まで絶縁状態だった父親とも良好な関係が保てているようで何よりです。(ぐー子の実家の和菓子屋さんは税務署による取り立てにより一度潰れているのです…)

メディアにも出ている占い師、すでに廃業を届け出ている運送会社、あと酒店屋を営む大身謝家が今回ピックアップされています。

冒頭、大身謝家の家族会議シーンで始まるのですが、何やら不穏な雰囲気。さらに占い師は失踪しているし、まあ厄介なことになりそうなことこの上ないのです。

さらに鏡は体調を崩して無断欠勤。心配して家まで行ってみれば、鏡の元妻(すこぶる美人)と鉢合わせ。徴収官の女子の間で「鏡トッカン、復縁かっ!?」という話となり、ぐー子はもんもんとしております。

鏡は容赦なくて怖いけれど、仕事ができるし、いざというときは助けてくれるし、毎日自転車に乗っているからいい体してそうだし、ぐー子が好きになるのも仕様がないのではないかと。

私は「トッカン」を読んで初めて知ったのですが、徴収官は職務上知ったことについては他所で話してはいけないのです。まあ、そりゃそうだろうとお思いでしょうが、それが犯罪に関わることでもなのです。たとえ現場に死体が転がっていても言えないんです!

ぐー子も今回そのような状況に陥ります。(さすがに死体は転がっていませんでしたが)忸怩たる思いでへこんでいたところを何とかしてくれたのがやっぱり鏡です。理想の上司というには怖いし、偏屈なところがありますが(地元栃木愛やコーヒーへのこだわりがものすごい)、カッコイイなあ…。

さてさて、今回ぐー子が「出雲大社といえばスサノオ」と言っていたのですが、出雲といえばスサノオかもしれませんが、出雲大社といえばオオクニヌシでは…?鏡のツッコミが入るかと思いましたがそれもなく、なんだかモヤっとしております。







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しがない本好きでございます。
拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)