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追憶の夜想曲 中山七里

腕はいいが筋の良くない客から高額な弁護料を取る御子柴は、法曹界では結構有名な御方であります。

そんな御子柴には秘密がございまして、彼は少年時代に殺人事件を起こしているのです。「死体配達人」と名付けられるほどに世間を震撼させた少年は、今は名を変え弁護士となりその腕をふるっているのです。

前巻「贖罪の奏鳴曲」ではラストに御子柴は刺されてしまいます。それもかなり深〜くブスッと。

そして今回「追憶の夜想曲」冒頭で無事退院。先生、おめでとうございます。

3ヶ月も入院していたというのに、早速お仕事です。今回弁護するのは、職場の男と結婚したいあまりに、リストラされて引きこもり、借金を増やし続ける夫を殺した女性。しかも御子柴は担当弁護士を脅して奪い取るほど、彼女にご執心でございます。(この元担当弁護士は金儲けに走ったやる気も能力もない人なので同情は不要ですよ)

この女性、全く裕福ではありません。よって周囲は「何故っ!?」とざわつきます。とくに岬検事(東京地検次席検事でエリート街道を突っ走っておきながら、正義感溢れ努力を惜しまない奇特なお方であります。)は危機感を覚え、自らこの事件の担当買って出るほど。

2人の対決は見ものですよ。はじめは御子柴側劣勢です。御子柴が担当する前から劣勢でしたけどね。それに被疑者の女性も何やら隠し事している様子。

そこを御子柴は容赦なくひん剥きます。本人の知らんことまでホントに容赦なく。岬検事もびっくりですよ。しかも自分の弁護士生命も追い込んでるし。まあ、御子柴自身は何とも思ってないようですけれど。

でも3巻目も弁護士を続けられるみたいですね。恩師の弁護を引き受けているようです。そしてこの3巻目、「恩讐の鎮魂曲」も文庫化し、すでに購入済です。そう、いつものように次が出て慌てて積読本から引っ張り出したってやつですよ。

ああいつか、積読本がなくなる日が来るのかしら…。




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Author:コザクライン娘
しがない本好きでございます。
拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)