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金曜日の本屋さん 秋のポタージュ 名取佐和子

植物の探偵の次は本の探偵、ということでシリーズ第3弾。

全4編とも絆を結び直すお話でした。

主人公のアルバイト倉田が通う大学のバレーボール同好会の2人、亜寿美と理麻の友情。

倉田の父、巨大書店チェーン知海書房の社長と、実家が個人書店で今や知海書房本店の店長を務める二茅の上司と部下の関係。

再婚により疎遠となった太宰と彼の母親実彩子の親子関係。

仕事に夢中な写真家の父甲斐と、舞妓になりたい娘未都と、彼女を全力で支える母佐智恵の家族関係。

以上4組を金曜堂が、というより本が橋渡しいたします。

今回紹介されるメインの本は、太宰治「女学生」、村上春樹「ノルウェイの森」、茨木のり子「歳月」「自分の感受性くらい」、藤野恵美「ハルさん」です。

金曜堂を読むと読みたくなったり、読み返したくなったりする本がいつも出てくるのですが、今回は「女学生」と「ハルさん」を購入してしまいました。

とくに太宰治の「女学生」は、北村薫さんの「太宰治の辞書」でも出てきまして、ずっと気になっていたのです。まあこれも何かのご縁でございましょう。

さてさて金曜堂シリーズ、次で最終巻です。全然進展しない倉田と槇乃の仲がどうなることやら。そして倉田が父親の跡を継ぐのか、はたまた別の道を行くのかも気になるところでございます。



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しがない本好きでございます。
拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)