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京都あやかし絵師の癒し帖 八谷紬

京都の某芸術大学に通い始めた椿(♂)は、同じコースの紫苑(♂)の存在を知ります。紫苑は超美形でありながら全身黒ずくめ、さらに「俺に近寄るな」オーラを体全体から発していたため、椿は彼と関わることはないと思っておりました。

ですが、これで関わらなかったらお話が終わってしまいます。なんと椿は紫苑に怪我をさせてしまうのです。しかも利き腕。ホントに全く椿は悪くないのですが、紫苑の代理で絵を描くことに。

紫苑は変わった仕事をしておりまして、その仕事というのが妖怪のお悩み相談なんです。妖怪のお願いどおりに絵を描いて、その絵を具現化することによりお悩みを解決。紫苑の同居人である妖狐の雲母と付喪神の薊がお手伝いします。

雲母の親戚の百乃がお見合い前に顔の痣を消しに来る「咲う狐に春の戸開く」
飼い主の強い願いにより猫又となったサバが、猫に戻して欲しいと訴える「猫と戻りて花の下臥」
いじめと将来のことで悩む女子中学生が紫苑の屋敷に迷い込む「阿修羅の夢風光る」
山犬と人間の子を預かる「虹立つ麓間の子ども」

以上4話となっております。

本来、依頼人の心のケアもしなくてはならないのですが、逆に紫苑にケアが必要なくらいでして、そこらへんを椿がフォローしていくことになりそうです。

『神様の御用人』に感じが似てますね。心温まるお話でした。薊ちゃんがホント可愛くて、姿は黒髪アリス、口調は殿様、そして甘味が大好き。(これは黄金と一緒です。量はハンパないけれど)愛すべきキャラクターです。




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しがない本好きでございます。
拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)