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鹿の王4 上橋菜穂子

いろいろな思惑が錯綜する最終巻。

火馬の民に捕まってしまったホッサルたちでしたが、助け出されてヴァンと病について語らうこととなります。

そしてついに出てきました「鹿の王」!飛鹿の習性のことだったのですねえ。ものすごい強い鹿ってことではなかったです。

ホッサルたちと別れたあと、ヴァンとユナ、サエは谺主のところへ寄って、お世話になったオゥマたちと再会を果たします。

「キンマの犬」と戦うヴァンの異様な強さを見て、彼らがちょっと引いてしまったのではないかと心配していましたが、オゥマたちはとても良い方たちで、ヴァンたちの顔を見て涙を流して喜ぶ姿にホッといたしました。

そして「キンマの犬」を操るケノイが死に、黒狼熱はこれ以上広まらないかのように思われました。しかしオーファンたちは「犬の王」の力無しで「キンマの犬」を操る術を手に入れていたのです!万事休すかっ!?

ところでホッサルの恋人でミラルという方がいるのですが、彼女が言っていることが先日読んだばかりの「教団X」の松尾さんが言っていたことと重なって驚きました。

ミラルによると、死ぬと「まとまっていた個体が、ばらっと解散」し、「土に還ったり、他の生き物の中に入ったりして命を繋いでいく」のだそうです。一方松尾さんが言うには、生き物は「ゆるやかな原子の結合体」で、死んだら消えるわけではなく、原子に分解されてまた何かの一部になり得る。だから私たちを構成する原子は全てリサイクル品、とのこと。

ってことは、もしかしたら過去の有名人の原子が私たちの体に混じっているかも…?

それは置いといて、読んだ本がつながっているのを見つけると、とても感慨深いです。

最後は何とも心温まる終わり方でありました。が、ユナの成長した姿が見てみたい。続きは出ないのですかね。他の地域も見てみたいし、これで終わってしまうなんて勿体無い…。



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しがない本好きでございます。
拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)