怪盗探偵山猫 黒羊の挽歌 神永学
- 2019/02/25
- 12:47
先日「八雲」の方を読んだとき、そういや「山猫」の新刊出てたなあと思い出しました。しかして実はその前の巻も未読であることに気づき、慌てて引っ張り出しました。結構久しぶりなので、登場人物はともかく話の内容が思い出せませぬ…。さて今回は3部編成となっております。一章では雑誌記者の勝村が主役。下北沢の山猫のバーへ向かう途中、ベネチアンマスクを付けた女性と彼女を追いかける2人の男たちに遭遇します。ベネチアンマ...
ラプラスの魔女 東野圭吾
- 2019/02/17
- 02:17
離れた場所にある2つの温泉地で起きた硫化水素による中毒死。泰鵬大学の青江が呼ばれ調査をすることに。事故にしては不可解な点が多いものの、人為的には不可能であると結論づけます。しかし、2つの事件現場にてある人物を探す羽原円華という女性と遭遇したことで、青江は2人の被害者の共通点を探り始めるのでありました。青江先生ですが、映画でのイメージで某大学の物理学教授くらいの人かと思っていたら、もう少し上みたいで...
京都なぞとき四季報 古書と誤解と銀河鉄道 円居挽
- 2019/02/12
- 00:22
遠近くんと青河さんの恋の行方が気になるシリーズ第二弾。サークル「賀茂川乱歩」の名簿流出の犯人を割り出すため、糺の森の古書市でアルバイトをすることになった遠近くん。青河さんと楽しい時間を過ごしていたものの、万引き犯がが横行し気分が台無し。まあ犯人探しも成功し青河さんとの思い出の1ページとなったわけですが、楽しかったのはここまで。遠近くんの飲み会での発言が発端か、青河さんとは音信不通に。さらには学園祭...
京都伏見は水神さまのいたはるところ 相川真
- 2019/02/08
- 16:13
のんびりマイペースな高校生ひろは、目まぐるしい東京での生活に馴染めず、京都伏見の蓮見神社に暮らす祖母のもとで暮らすことに。幼馴染でご近所の酒蔵の息子、大学生の拓己は面倒見がよく人気者。もちろんイケメン。ひろのことも何くれとなく世話を焼いてます。祖母曰く、「ひろは水神様の加護を受けている」そうでして、人ではないものの声を聞いたり、危機に陥ったときは水が助けてくれるのです。このことを知っているのは祖母...
心霊探偵八雲ANOTHER FILES 嘆きの人形 神永学
- 2019/02/05
- 23:43
帯に「心霊謎解きツアー!」なんて書いてあって楽しそうですけど、全然楽しくないツアーです。特に晴香。怖い思いばかりして可哀想すぎる…。ツアー参加者は八雲、晴香、後藤、一心。このシリーズのファンなら、八雲の叔父一心さんのお名前に感慨深いものがありますよね。そう、これは本編より少し前のお話です。一心の寺の檀家さんのお願いで山梨へと向かう御一行。とある酒蔵の掛け軸から男の幽霊が現れるというのです!しかもそ...
わが家は祇園の拝み屋さん9 望月麻衣
- 2019/02/01
- 02:26
東京出張編。叔父の宗次郎が浅草の和菓子の師匠の所へ戻ることに。さらに、小春たちの奮闘により京都の結界は完成し安定を取り戻しましたが、今度はどうも東京のほうがきな臭い、ということで審神者頭となった澪人が呼ばれます。楽しいはずの夏休みでしたが、なんだかとっても寂しい小春。そんなとき、祖母の良乃さんが東京行を勧めてくれます。忘れそうになりますが、小春の実家は東京なのです。小春は西洋占星術の勉強をしたり、...