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記事一覧

京都あやかし絵師の癒し帖 八谷紬

京都の某芸術大学に通い始めた椿(♂)は、同じコースの紫苑(♂)の存在を知ります。紫苑は超美形でありながら全身黒ずくめ、さらに「俺に近寄るな」オーラを体全体から発していたため、椿は彼と関わることはないと思っておりました。ですが、これで関わらなかったらお話が終わってしまいます。なんと椿は紫苑に怪我をさせてしまうのです。しかも利き腕。ホントに全く椿は悪くないのですが、紫苑の代理で絵を描くことに。紫苑は変わ...

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荒神 宮部みゆき

東北の山間に住む人々が人食いの怪物と対峙するお話です。『泣き童子』に出てきた「まぐる笛」を思い出します。爬虫類が苦手な方は要注意。将軍徳川綱吉の頃、今でいう福島県のあたりに香山藩と永津野藩という小藩がございました。この二つの藩、今までにいろいろとありまして非常に仲が悪い…。曽谷弾正という男が永津野の殿様の側近になってからは、さらに関係が悪化しておりました。香山の北部、すなわち永津野寄りのところに仁...

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遺跡発掘師は笑わない 元寇船の紡ぐ夢 桑原水菜

シリーズ第7弾。待ちに待った解決編です。「チュンニョルワンの剣」と目されていた無量が発掘した剣。実はこの剣が○○○○であったことが判明します!剣を奪ったバロン・モールはオークションへの出品を企てます。オークションの阻止と、捕まっている黒木の元恋人エイミの救出のため、無量たち潜水士チームは一丸となって発掘に臨むことに。がしかし、そこには内通者の影が…。最後までドキドキハラハラの展開でございました。ドキド...

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弥栄の烏 阿部智里

前巻「玉依姫」の八咫烏Sideのお話です。冒頭、山内を大地震が襲います。そして神域から現れた大猿に導かれた奈月彦は、人を喰らっている山神と対面。彼に使えることとなるのです。八咫烏にとって山神は信仰の対象であっても、実在は信じられてはおりませんでした。こうなってしまったのには、奈月彦が歴代金烏の記憶を持っていないことと関係があるのですが…。当初の山神は姿は醜く、性格の荒れようも凄まじくて怒らせると烏側に...

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鹿の王4 上橋菜穂子

いろいろな思惑が錯綜する最終巻。火馬の民に捕まってしまったホッサルたちでしたが、助け出されてヴァンと病について語らうこととなります。そしてついに出てきました「鹿の王」!飛鹿の習性のことだったのですねえ。ものすごい強い鹿ってことではなかったです。ホッサルたちと別れたあと、ヴァンとユナ、サエは谺主のところへ寄って、お世話になったオゥマたちと再会を果たします。「キンマの犬」と戦うヴァンの異様な強さを見て...

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鹿の王3 上橋菜穂子

ユナは攫われ、ホッサルは捕えられ、散々なところから始まる3巻目。跡追い狩人のサエに導かれ、ヴァンはオーファンが族長である火馬の民の所へ辿り着きます。そしてオーファンの父ケノイは「犬の王」を名乗り、何と彼は黒狼熱を宿した「キンマの犬」を従わせることができるのです!岩塩鉱と鷹狩の襲撃は彼らが犯人だったんですね。今でいうテロです。しかもまだまだ企んでいる様子…。でも悪いことばかりではありません。ヴァンは相...

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鹿の王2 上橋菜穂子

急展開をみせる2巻目です。冒頭から鷹狩に集まったお偉い人たちが犬の群れに襲われます。噛まれた人が多数出て黒狼熱の症状が…。ホッサルたちはてんやわんやです。そして、発病した人たちの経過をみると、どうやらアカファ人は黒狼熱の免疫をもともと持っているようなのです!それは何故なのか?そして最初の発症例が見られるユカタ平原と平原から追いやられた火馬の民。馬とともに猟犬を飼いならす彼らは黒狼熱と関わりがあるのか...

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鹿の王1 上橋菜穂子

文庫化待ってました‼アカファ王国は東乎瑠帝国の巨大な軍事力を前に恭順して属州となり、領主として王藩候を迎えました。西のトガ山脈に住むガンサ氏族出身のヴァンは、部族が東乎瑠帝国と有利に交渉するために死兵の集団独角を率いて帝国軍と戦います。仲間たちが皆殺しにされる中ヴァンは生き延び、奴隷として岩塩鉱で働かされることになるのです。ところがこの岩塩鉱が犬の群れに襲われ、皆噛まれて病が流行しヴァンと幼子ひと...

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プロフィール

コザクライン娘

Author:コザクライン娘
しがない本好きでございます。
拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)