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記事一覧

君の膵臓をたべたい 住野よる

大変話題になっていましたので手に取ってみました。タイトルだけだとホラーみたいで驚きますが、爽やか青春小説です。高校生の僕は地味で他人に興味がなく、もちろん友人なんかいやしません。毎日本を読んでばかりいます。ある日病院の待合室で忘れられた文庫本を発見。誘惑に耐えられず、カバーを取ってみると表紙に手書きで「共病文庫」と書いてあります。表紙をめくってみると、この本の書き手が膵臓の病で余命宣告を受けたこと...

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心霊探偵八雲ANOTHER FILES亡霊の願い 神永学

人気シリーズの短編集です。本編より少し前のお話になります。八雲と晴香が通う大学では、学園祭の準備で大わらわ。晴香もオーケストラサークルの練習に勤しんでおります。一方八雲は当然のことながら参加する気さらさら無し。そんな中、晴香の元に心霊相談が寄せられます。まず一件目は、演劇サークルの友人からの相談。公演を行う講堂の舞台袖で幽霊を見たと言うんですね。しかも一緒にいたもう一人とは音信不通。さらに主演の女...

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最後の晩ごはん 黒猫と揚げたてドーナツ 椹野道流

シリーズ第7弾。前半はとっても楽しい京都旅行。海里、夏神、ロイドの三人で清水寺に行ったり、貴船の床で豪華会席料理を食したり、買い物をしたりと満喫します。後半は海里の後輩里英のバイト先便利屋をお手伝い。内容は出勤途中に交通事故で亡くなった青年の自宅の遺品整理です。なかなかヘビー…。まさか二度と戻ることがないと想像だにしていなかったであろう被害者の部屋は、生活感が生々しく残っています。当たり前に帰ってく...

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ホリデー・イン 坂木司

元ヤンキーホストの大和のところに、息子と名乗る進少年がやって来るホリデーシリーズのスピンオフ短編集です。こちらのシリーズは親子の物語であるとともに、今いろいろと話題の宅配業者のお仕事小説でもあります。ホストクラブと大和の現在の勤め先ハチさん便のオーナージャスミン(♂)が、傷ついた中年男を拾って来ちゃう「ジャスミンの部屋」大和が手を焼く後輩大東の愉快な思考が分かる「大東の彼女」完璧ホスト雪夜の日常と...

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うちの執事に願ったならば 高里椎奈

シリーズ10巻目。今回からタイトルが変わりましたね。烏丸グループ傘下の飲食店で食中毒が発生⁉花穎自ら調査に乗り出す「黒鳥さがし」大学の友人棗に誘われてお祭に参加した花穎。怯える子供たちのために一斉に火の消えた灯籠の謎を解く「死神の蝋燭」祭を楽しむ花穎のために衣更月がつゆ払いに奔走する「執事の秘密と空飛ぶ海月」衣更月が突然老人にっ!?困惑する花穎を描く「龍宮の使用人」以上4つのエピソードとなります。花穎、...

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有頂天家族 二代目の帰朝 森見登美彦

狸の名門下鴨家の4兄弟は相変わらずでございます。長男矢一郎は京都の狸界をまとめる偽右衛門になるべく東奔西走し、次男矢二郎は井戸の中の蛙であり、四男矢四郎は偽電気ブラン工場で真面目に働き、そして我らが矢三郎は赤玉先生の面倒をみながらツチノコ探しに勤しんでおります。至るところで嵐を巻き起こす赤玉先生の愛弟子、半天狗の弁天は金持ちの男を誑かして世界一周旅行へ。おかげで京都の町は平穏無事、かと思いきや100年...

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図書館の魔女第四巻 高田大介

ついに最終巻となりました!結構なボリュームです!お値段4桁…、うぅっ、お財布にちと厳しい…。まずはニザマ帝室の説得に成功した高い塔魔女御一行様。次はアルディシュを加えた三国会議に臨みます。塩害による食糧難が深刻な問題となっているアルディシュに、マツリカはとっておきの秘策を用意。あとはアルディシュ側が喰いつくのを待つだけ。まあ、だいたい思い通りに事が運びます。そしてマツリカたちはアルディシュの協力を得...

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だいじな本のみつけ方 大崎梢

本好きな中学生たちが東奔西走するお話です。野々香は中学生2年生。お菓子研究部に所属。本好きな野々香は本当は図書委員会に入りたかったのですが、偉そうに御託を並べる秀臣に先を越されてしまい、あえなく断念。そのせいもあって2人は犬猿の仲でごさいます。ある日の放課後、野々香は忘れられた文庫本を見つけます。本好きとしては放ってはおけませんよね、これは。カバーを取ってみると、なんと大好きな新木真琴の新作!あらす...

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京都寺町三条のホームズ7 望月麻衣

前半は葵ちゃんと清貴くんのイチャつきっぷりがスゴイです(笑)GWにオーナーと海外に買い付けに行っていた清貴くん。誕生日プレゼントもすごかったけど、今回のお土産もまた高価ですよ!ホント葵ちゃん嫁に行くしかないですね。そして二人でお茶会に参加することになります。葵ちゃんは着物を着て参加するため、おばあちゃんに頼んで家で着物で過ごすように。そうしますと自然と所作が美しくなってきまして、もう清貴くんはメロメ...

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ぱりぱり 瀧羽麻子

すみれは高校生で詩人デビューした女の子。彼女に関わる人たちの連作短編です。すみれと接するのに必要なもの、それは忍耐でございます。彼女は興味のあるものを見つけると、それ以外のものは眼中に無くなります。だから約束は守れないし、空気もよめないし、何かに夢中になって帰ってこない。関わりが深くなるほど必要な忍耐力は比例して増えていくのです。すみれの突飛な行動にストレスは貯まるし、人の目が気になるし、さらには...

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プロフィール

コザクライン娘

Author:コザクライン娘
しがない本好きでございます。
拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)

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