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記事一覧

家守奇譚 梨木果歩

『金曜日の本屋さん』を読んだのがきっかけで再読しました。再読して気づいたのですが…、この話は京都が舞台だったんですね!前に読んだのが京都に移り住んですぐの頃だったので、全く気づきませんでした。まず「疏水」で「んっ?」となって、一乗寺で確信に至りました。住んでみないと分からないものですねえ。時代は明治。主人公綿貫は駆け出しの文筆家です。彼は亡き友、高堂の実家に家守として住み始めます。綿貫の周りでは妖...

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金曜日の本屋さん 名取佐和子

乗降客のほとんどがが近所のマンモス高校の学生という鄙びた駅に金曜堂はあります。この本屋さん、謎が多いです。店のオーナーだという和久。カラフルなスーツに金髪角刈りとどう見てもその手の人。いつも併設された喫茶店で文庫本を読んでいます。喫茶店のカウンターに立っている栖川。和風なイケメンでありながら印象的な青い瞳を持っています。書店員であるはずなのに見とれてしまうほど洗練された動き。料理の腕前もピカイチで...

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邪馬台国はどこですか? 鯨統一郎

東京にあるバー「スリーバレー」 この店に、大学教授で日本古代史専攻の三谷、同大学の助手で世界史専攻の静香、そして謎の歴史家宮田の3人がそろうと白熱した歴史論争が勃発します。宮田が常識を覆す説を披露し、静香が通説で反撃、三谷は2人のフォロー役。それらをバーテンダーの松永が拝聴するのがいつものパターンです。ブッダ、邪馬台国、聖徳太子、織田信長、明治維新、イエス・キリストと論争のネタは多岐にわたります。宮...

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幻影の手術室 天久鷹央の事件カルテ 知念実希人

人気の医療ミステリシリーズです。天久鷹央は中学生に見られてしまうけれど、実は天医会総合病院の統括診断部部長、兼副院長。豊富な知識と明晰な頭脳で、他の科で匙を投げられた患者をズバッと診断します。ただ場の空気が読めず暴言を吐き、大好きな謎解きに夢中になると周りが見えなくなり暴走するため、周りから敬遠されがちです。そんな鷹央をフォローするのが、大学から派遣されている小鳥遊優です。外科医でしたが、今は鷹央...

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ガソリン生活 伊坂幸太郎

主人公は望月家の緑のデミオ。そう車なんです!車たちは思考し、人には聞こえませんが近くの車とおしゃべりを楽しんでいます。望月家は、母親の郁子、大学生の長男良夫、高校生の長女まどか、そして望月家で一番大人びている小学生の次男亨の4人家族。デミオは望月家の人々が大好きです。(持ち主贔屓の車が多いそうです)そんな望月家が事件に巻き込まれていきます。良夫と亨が、デミオに引退した女優荒木翠を乗せたことが始まり...

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宝石商リチャード氏の謎鑑定 天使のアクアマリン 辻村七子

シリーズ第3弾です。主人公の中田正義は大学生で、石Loveな谷本さんに片思い中。そんな正義が宝石商のリチャードを助け、それをきっかけに銀座にある彼の宝石店でバイトをすることに。正義によると、リチャードは「ロイヤルミルクティー過激派の、気難しいけど時々可愛い甘味大王」1話ごとに、宝石にまつわる悩み事や事件を、麗しのリチャード様が解決していきます。宝石の薀蓄も楽しめますよ。リチャードは素性を隠していたので...

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冬天の昴 あさのあつこ

弥勒の月シリーズ第5弾です。定町廻り同心木暮信次郎は観察力と洞察力に優れた優秀な男。金にも権力にも執着しないが、情もない。そんな深い闇を抱えた信次郎が興味を示したのが、小間物問屋遠野屋の主清之介。彼の隠された闇の部分に惹かれたようです。清之介には人には決して言えない過去があります。そんな清之介の深い闇に光を射したのが清之介の妻おりんです。しかし、おりんは水死体で発見されます。この事件を担当したのが...

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アンデッドガール・マーダーファルス 2 青崎有吾

時代は19世紀、「鳥籠使い」一行がヨーロッパにやって来ます。まずは怪物専門探偵の輪堂鴉夜。彼女は「不死」で、現在首から下が行方不明です。なので今は鳥籠の中に収まって移動しています。その鳥籠を運んでいるのが「半人半鬼」の真打津軽。人でありながら鬼を移植されたためとっても強いです。そして鴉夜のメイド馳井静句。鴉夜を敬愛していますが、津軽には零度以下の冷たい態度。長い武器のような物を背負っています。彼らは...

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プロフィール

コザクライン娘

Author:コザクライン娘
しがない本好きでございます。
拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)

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