天平の女帝 孝謙称徳 玉岡かおる
- 2019/01/14
- 20:24
配流先から戻って来た和気広虫が、孝謙称徳天皇との思い出を振り返りつつ、女帝が残した草案を実現するため奔走する歴史小説であります。また女帝が亡くなることにより広虫は都に帰れたのですが、この女帝の死には不審な点が…。その謎を広虫と吉備真備の娘の由利とで追っていくというミステリ要素も含まれております。称徳天皇といえば道鏡事件で有名です。女帝がお気に入りの僧道鏡を天皇にしようとして、宇佐八幡宮にお伺いを立...