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記事一覧

熱帯 森見登美彦

「モリミン」こと小説家の森見登美彦氏は、ネタが浮かばず無為な日々を送っておりました。そんな中友人に誘われ「沈黙読書会」に参加いたします。参加者は皆謎の本を持ち寄り、その謎について語り合うという珍妙で面白そうな会です。唯一の約束事は決して謎を解かぬこと。この読書会で森見氏は、若き日に読んでいる途中で紛失し探し求めていた佐山尚一著の『熱帯』を目にします。その本の所有者は白石さんと言いまして、とても魅力...

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太陽と乙女 森見登美彦

エッセイ集です。森見さんの文章の書き方であったり、好きな物、過去の逸話などが楽しめます。私「もみまん」のエピソードにキュンキュンしてしまいました。まず「もみまん」って何!?と思いましが、「もみじ饅頭」の略だとか。「もみまん」…、なんか可愛くて良いですね。これは当時まだ恋人だった奥様とのお話でして、もうホントに奥様が素敵過ぎるのです!この他にも所々に奥様は登場されますが、森見さんとの仲睦まじい様子が...

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夜行 森見登美彦

大橋君は久方ぶりに訪れた京都で長谷川さんによく似た女性を見かけます。彼女が入ったと思った画廊に大橋君も入りますが彼女の姿はありませんでした。そしてそこに飾ってあったのが岸田道生作の「夜行」です。待ち合わせた仲間たちにこの話をいたしますと皆ギョッとします。なぜかといって長谷川さんは10年前の鞍馬の火祭りの夜から行方不明なのです。今回京都に集まったのはこの事件の夜一緒にいたメンバーになります。リーダー格の...

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夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦

『金曜日の本屋さん』を読んで再読したくなり、本棚を漁りました。好奇心旺盛・お酒大好きな黒髪の乙女と、青春をこじらせまくっている先輩、さらに2人を取り巻くオモチロオカチイ人たちのお話です。このお話を読んで「京都に行きたいっ!」と思った人はどんなにたくさんいることか。だって私の周りだけでも何人かいますもの。京都の人気上昇に、森見さんほど貢献している作家さんがいますでしょうか。ありがたや、ありがたや。こ...

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有頂天家族 二代目の帰朝 森見登美彦

狸の名門下鴨家の4兄弟は相変わらずでございます。長男矢一郎は京都の狸界をまとめる偽右衛門になるべく東奔西走し、次男矢二郎は井戸の中の蛙であり、四男矢四郎は偽電気ブラン工場で真面目に働き、そして我らが矢三郎は赤玉先生の面倒をみながらツチノコ探しに勤しんでおります。至るところで嵐を巻き起こす赤玉先生の愛弟子、半天狗の弁天は金持ちの男を誑かして世界一周旅行へ。おかげで京都の町は平穏無事、かと思いきや100年...

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プロフィール

コザクライン娘

Author:コザクライン娘
しがない本好きでございます。
拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)

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