記事一覧

ハルさん 藤野恵美

「金曜日の本屋さん」を読んで気になっていた本であります。ハルさんは愛する妻瑠璃子さんを亡くし、一人娘のふうちゃんと2人で暮らしていくこととなります。大学を卒業してすぐに結婚することになったふうちゃん。結婚式当日、ハルさんは幼稚園児、小学生、中学生、高校生、大学生と順番にふうちゃんとの思い出を振り返っていくのです。ふうちゃんの成長はもちろん、ハルさんの成長していく様も何とも感慨深いのですよ。ふうちゃ...

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時をかける眼鏡 王の決意と家臣の初恋 椹野道流

シリーズ第6弾。ついに、ポートギースのジョアン王とマーキスの姫王子ヴィクトリアの結婚式披露宴が執り行われます。遊馬は現代での経験を利用して、会場設営、料理、余興と大活躍。遊馬自身が思いついたわけではないけれど、材料も技術も資金も乏しい中で、それに見合った知識をチョイスして成功させるのですからスゴイものです。でも邪魔する人が現れるのですよ。お約束ですね。それは大国フランク王国の特使で商人の男でして、...

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古事記異聞 鬼棲む国、出雲 高田崇史

高田崇史さんの新シリーズが始まりました!今年から院生になった恋に恋い焦がれる女の子が主人公。結構テンション高めな方でして、私付いていけるか少し不安であります。就活に失敗した雅は、民俗学の水野教授の研究室に入ることにします。これからはひとり暮らしをさせてもらうようでして、金銭的にに恵まれた環境のようですね。運悪く水野教授は長期休暇に入ってしまい、准教授の御子神の指導を受けることとなってしまいます。こ...

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蜃の楼 和智正喜 

京極夏彦「百鬼夜行」シリーズの2次作品です。シェアード・ワールドというのだそうですよ。今回は、小説家の関口が主人公であります。この関口さんが初の長編「蜃の楼」を上梓されたとのこと。蜃とは蜃気楼を生み出す妖怪でございまして、巨大な蛤、もしくは竜の姿をしているのだそうです。ただその本を出したのが、いつもお世話になっている京極堂の妹敦子ちゃんが勤める稀譚舎ではなく、聞いたことのない出版社とのこと。うーん...

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トッカンthe3rd おばけなんてないさ 高殿円

東京国税局京橋中央税務署の徴収官、鈴宮深樹ことぐー子の奮闘を描いたお話です。特別徴収官である鏡の補佐をしておりますが、彼は滞納者にも部下にも容赦の無いお方。しかも、お顔は怒れるハスキー犬。ぐー子はいつも鏡にどやされ、「ぐっ…」と言葉を詰まらせておりました。(「動物のお医者さん」を愛読していた私にとって、ハスキー犬の顔は怖いというより可愛いイメージなのですが…)ぐー子もトッカン付きになっておよそ2年。...

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プロフィール

コザクライン娘

Author:コザクライン娘
しがない本好きでございます。
拙い文章ですが、お許しください(;´Д`)